代表取締役社長 王 清

VoIPの大きな可能性

当社は2000年7月に富士通株式会社の社内ベンチャー企業として創業以来、自社独自開発のVoIP技術に基づくネットワーク製品の販売、企業通信環境のソリューション・提案を通して、次世代コミュニケーションの発展に携わってきました。

その間、日本の通信インフラは劇的に変化し、世界的にも最もブロードバンド環境の進んだ国として認められるようになってきております。ここ数年の大手ISPの展開する個人向けを中心とするIP電話の急速な普及や大手通信キャリアが続々IP電話業界に参入している事実も、VoIPの世界が今まさに大きな可能性を持って広がり始めていることを示しております。

Broadband Mobile Communication

グラハムベルが発明した電話は100年以上かけて現在の品質及び機能に辿り着きました。VoIPは生まれてまだ10年も経ちませんが、品質及びその機能はブロードバンドの環境と相まって従来の電話のレベルに接近しているだけでなく、その無限ともいえる付加機能への期待は今後益々高まっていくと言えます。また、通信ビジネスそのもののストラクチャーも今までに無いスピードで変化していくと言われております。有線から無線(WiFi、WiMAX)及び有線と無線の融合(FMC)とサービス形態も変化してきております。

世界初

当社は、2005年9月に次世代ブロードバンド・コミュニケーション機器のモデルとも言われる、デュアルモード(携帯電話とVoIP)技術搭載の無線LANユビキタス端末、WiPCom1000を2年の開発期間をへて量産を開始しました。この製品は、Windows CEを搭載した無線VoIP製品としては世界初であり、この製品をベースにコア技術のOEM/ODMさらにMS Windowsベース業務アプリケーションとの連動と様々なビジネスへ広がりを見せております。

海外事業戦略

こうした独自コア技術の開発から顧客のソリューションサポートまでを日本の技術開発部門だけでなく、中国国内の高度な技術を有する人材や優れたソフトウェア開発環境を活用するため、R&Dセンターとして2000年12月に中国・上海に100%出資の子会社、「上海ネットツーコム社」(上海通商網絡軟件開発有限公司)を設立いたしました。

世界最高となりつつある通信環境を持つ日本を拠点に様々なVoIP新技術を企画設計し、それを驚異的な経済成長力と世界最大の巨大マーケットを抱える中国の当社子会社と共同開発することにより、高性能で且つ市場ニーズに迅速に対応した製品・サービスを日本及び中国のみならずブロードバンドの普及とともに世界中に展開してまいります。

当社の提供する製品・サービス群が企業の通信・運営コストを削減させるだけでなく、様々な新通信サービスを実現させ、また大変革期の通信ビジネスの中核を担うものとなるために、私たちネットツーコム株式会社は、社員一丸となって弊社ビジョンのブロードバンド・モーバイル・ソリューションを提供するため挑戦し続けます。